持続可能な開発のための教育(ESD)とは

ESD=Education for Sustainable Development
人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、気候変動、生物多様性の喪失、資源の枯渇、貧困の拡大等、人類の開発活動に起因する現代社会における様々な問題を、各人が自らの問題として主体的に捉え、身近なところから取り組むことで、それらの問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらし、もって持続可能な社会を実現していくことを目指して行う学習・教育活動です。
(ESD国内実施計画(H28.3 ESD関係省庁連絡会議決定)より抜粋)

①人類が将来の世代にわたり恵み豊かな生活を確保できるよう、

=「持続可能な開発(Sustainable Development)」の考え方。 今のままでは環境、経済、社会の様々な面で「持続不可能」となってしまう私たちの世界を、「持続可能な社会」に変えていく!

②現代社会における様々な(地球規模の)問題を、各人が自らの問題として主体的に捉え、身近なところから取り組むことで、

=持続不可能な社会の要因となる様々な地球規模の問題の存在を知り、それらの問題が自分たちの生活とつながっていることを理解した上で、自分でできることをやってみる!

③問題の解決につながる新たな価値観や行動等の変容をもたらす。

=「取組」だけで終わらず、持続可能な社会づくりに必要な価値観や能力・態度の習得など、学習者の「変容」をもたらす!

ESDは持続可能な社会づくりの担い手を育む教育です。
愛称:「今日よりいいアース(明日)への学び」

出典:ユネスコスクールハンドブック(ユネスコスクールで目指すSDGs持続可能な開発のための教育)