本日、ユネスコ「世界の記憶」関係省庁連絡会議が開催され、我が国から、ユネスコ「世界の記憶」における国際登録(2022-2023登録サイクル)に、以下の登録申請案件(2件)を推薦することが決定されましたので、お知らせいたします。
なお、ユネスコへの推薦案件の審査にあたっては、文部科学省国際統括官の下に置かれた「世界の記憶」国内案件に関する審査委員会において、専門的・技術的観点から、申請のあった11件について調査審議されました。
じょうどしゅう だいほんざん ぞうじょうじ さんだいぞう
○浄土宗大本山増上寺三大蔵(申請者:浄土宗、大本山増上寺)
ちしょうだいし えんちん かんけい もんじょ てんせき
○智証大師円珍関係文書典籍― 日本・中国のパスポート― (申請者:園城寺、東京国立博物館)
今回の決定を受け、本年11月末までにユネスコに申請書の提出を行い、その後、記録保存等の専門家による審査等を経て、2023年のユネスコ執行委員会において登録の可否が審議される予定です。