(IRCI)第48回無形文化遺産理解セミナー『ユネスコ無形文化遺産「伝統的酒造り」-次世代へ受け継ぐ日本の文化-』(9/27)

アジア太平洋無形文化遺産研究センター(IRCI)よりお知らせです。

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IRCI事務所が所在する堺市博物館では、一般の方が無形文化遺産に対する理解を深められるよう、定期的に無形文化遺産理解セミナーやワークショップを開催しており、IRCIもこの活動に協力しています。9月27日開催予定の第48回セミナーでは、2024年12月にユネスコ無形文化遺産の代表リストに記載された「伝統的酒造り」について、その提案プロセスに関わった文化庁の専門官を講師として招いてお話しいただきます。酒造りは古くから日本に根差してきた食文化の一つです。500年以上前に原型が確立した「伝統的酒造り」は、「こうじ」の使用という共通の特色を持ちながら、杜氏(とうじ)、蔵人(くらびと)等が経験に基づき築き上げてきた酒造りの技術で、日本各地において自然の特徴やそれぞれの気候風土に応じて発展し、日本酒、焼酎、泡盛、みりんなどの製造に受け継がれてきました。長い歴史の中でしなやかな感性と優れた技術で磨き上げられてきた日本が誇る文化であり、「伝統的酒造り」のわざで醸される酒は、儀礼や祭礼行事など、日本の社会的・文化的行事の中で不可欠な役割を果たします。

本セミナーでは、日本の「伝統的酒造り」が2024年12月にユネスコ無形文化遺産の代表リストに記載された経緯も紹介しながら、酒の歴史や文化とその独自性について考えます。

日  時:
令和7 (2025) 年9月27日 (土) 午後1時30分~午後3時
会  場: 
堺市博物館ホール (堺市堺区百舌鳥夕雲町2丁 大仙公園内)
主  催:
堺市、アジア太平洋無形文化遺産研究センター (IRCI)
定  員:
80名 (要事前申込、先着順)
参  加  費:
無料 (堺市博物館展示の観覧は別途観覧料が必要)
申込方法:
9月2日 (火) 午前10時から受付開始。
堺市電子申請システムまたは電話でお申し込みください。
申込方法の詳細については、こちらを御覧ください。
問合せ先:
堺市博物館 無形セミナー係 (電話:072-245-6201)

その他の詳細はこちら(IRCIホームページ)からご確認ください。

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