7月30日は「国際フレンドシップ・デー」です。この国際デーは2011年の国連総会にて、人々、国々、文化や個人の友好関係が平和への努力を促し、コミュニティ間の懸け橋になるという考えのもと宣言されました。
決議では、未来のリーダーである若者を様々な文化や国際理解、多様性の尊重に関するコミュニティの活動に参加させることに重点を置いています。
国際フレンドシップ・デーを記念し、国連は各国政府、国際機関および市民社会団体に、文化間の対話、連帯、相互理解と調和を促す国際社会の努力に貢献するイベント、活動や取組を実施することを奨励しています。
また、本国際デーは「平和の文化」を、暴力を排除し、問題解決を目的として根本的な原因に焦点を当てることで紛争を防ぐ努力に関する価値、姿勢および態度と定義したユネスコの提案に基づくイニシアティブであり、この提案は1997年の国連総会にて採択されました。
平和の文化を促進する行動
- 教育を通して平和の文化を育む
- 持続可能な経済および社会の発展を促進する
- すべての人権を尊重することを促進する
- ジェンダー平等を確保する
- 民主的な参加を奨励する
- 理解、寛容、連帯を前進させる
- 参加型のコミュニケーションおよび情報と知識の自由な流れをサポートする
- 国際平和と安全を促進する
ユネスコスクールの国際指針では、年に2回以上国際デーを記念することが加盟継続の条件とされています。「国際フレンドシップ・デー」を取り上げ、本テーマでSDGs達成に向けた取組をしてみませんか?