教育協力NGOネットワーク(JNNE)、シャンティ国際ボランティア会、プラン・インターナショナル・ジャパン、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)は、下記のとおり国際識字デーを記念したオンラインイベントを9月10日に開催します。今年のイベントではアフガニスタン、バングラデシュ(ロヒンギャ難民)、ミャンマーにおけるノンフォーマル教育支援事例の紹介とともに議論します。

本イベントは9月8日~12日まで開催される「第5回教育協力ウィーク」(国際協力機構/開発コンサルタント協力企業共催 https://padeco.education/kkw2025-2/)の一環として開催します。ぜひご参加・ご周知いただければ幸いです。

教育協力ウィーク2025 国際識字デー記念イベント: 危機下における識字・ノンフォーマル教育支援―子ども・若者・成人の学習をいかに継続できるかー

【日時】
2025年9月10日(水)18:30-20:00
【共催】
教育協力NGOネットワーク (JNNE)、公益社団法人シャンティ国際ボランティア会、公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン、公益財団法人ユネスコ・アジア文化センター
【方法】
オンライン(Zoomウェビナー形式を使用予定)
【主な対象者】
途上国での教育協力、特に識字・ノンフォーマル教育、紛争や災害等の危機下の教育に関心のある教育協力実務者、政策決定者、民間企業、日本の教員や学生等の市民の方
【参加費】
無料(事前登録制)
【参加申込】
こちらのフォームより「9月10日(水)18:30-20:00:国際識字デー記念イベント:危機下における識字・ノンフォーマル教育支援 ―子ども・若者・成人の学習をいかに継続できるかー」を選択しお申込みください(9月3日(水)締切)。
※お申込みの際は上記フォームの「【国際識字デー記念イベント参加の方対象】ご所属先名をご記入ください」 についてもご記入ください(所属先が特にない場合は「なし」と記入ください)。
※お申込み後、本イベント運営担当者より参加用Zoomリンクを9月5日までにメールでご案内します。
【使用言語】
日本語・英語(同時通訳あり) *発表資料の一部は英語予定

【背景・目的】
9月8日はユネスコが定めた国際識字デーです。しかし、世界の7億5,400万人もの若者・成人が基礎的な読み書き・計算ができず、そのうち6割以上が女性です。また、長期化する紛争や震災、気候変動に起因する自然災害等の危機の影響を受けている2億3,400万人もの子ども・青少年・少女が質の高い教育支援を必要としています。いかなる状況下においても、子どもから大人まで質の高い学習を継続するためには、学校教育のみならず、ノンフォーマル(学校外)教育支援が不可欠となっています。
本イベントでは、国際識字デーを記念し、長期的な危機に直面しながら忘れられがちな状況にあるアフガニスタン、バングラデシュ(ロヒンギャ難民)、ミャンマーにおける「教育を後回しにはできない基金」(Education Cannot Wait:ECW)および日本のNGOのノンフォーマル教育支援の事例の紹介とともに、危機下のノンフォーマル教育支援の成果・機会と課題、日本の支援の拡充のため多様な関係者間のパートナーシップ促進について議論します。

【プログラム】
(全体進行:小荒井理恵 教育協力NGOネットワーク(JNNE)事務局次長)開会
事例発表
(1)アフガニスタンにおけるECWの支援
 Amani Bwami Passy, Program Manager, Education Cannot Wait (ECW)
(2)ミャンマーにおける僧院学校を対象にした移動図書館活動
 真屋 友希 公益社団法人シャンティ国際ボランティア会 事業サポート課事業推進チーフ
(3)バングラデシュにおけるロヒンギャ難民の若者への識字教育支援
 内海 摩耶 公益財団法人プラン・インターナショナル・ジャパン プログラム部職員
コメント
 松山 剛士 独立行政法人国際協力機構(JICA)人間開発部次長・基礎教育グループ長
質疑応答・パネルディスカッション 
 モデレーター 三宅 隆史 教育協力NGOネットワーク(JNNE)事務局長/立教大学文学部特任教授
閉会
※本イベント当日のプログラムは一部変更の可能性がございます。

第5回教育協力ウィーク全体プログラムについては以下URLをご覧ください。
https://padeco.education/kkw2025-2/

【お問い合わせ先】
教育協力ウィーク事務局 ml_kkw@jica.go.jp

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