こんにちは。次世代ユネスコ国内委員会の大原です。2025年8月4日(月)〜8月7日(木)の4日間、高知県室戸市で開催された「ジオパーク国際ユースフォーラム2025 in 室戸」に参加しました。
本フォーラムは、室戸高等学校の生徒が主体となって企画・運営を担っていました。国内外から集まった高校生たちが、ジオパークという共通のテーマを通して、地域の魅力や自分たちの未来、そしてこれからの行動について語り合う貴重な場となっていました。運営に携わった室戸高等学校の皆さんの温かいおもてなしには、準備段階から当日に至るまで、高いホスピタリティとパッションを感じました。
1日目:ウェルカム!
初日はオリエンテーションから始まり、その後、グループごとのバーベキューを通じて交流を深めました。最初は緊張した様子も見られましたが、火や食事を囲むうち自然と笑顔が増え、英語や日本語を交えながら打ち解けていく姿が印象的でした。4日間を共に過ごす仲間との絆が、少しずつ生まれていきました。

BBQの様子
2日目:ジオーデー
午前中は、室戸ジオパークを象徴する場所である室戸岬や御厨人窟を訪問しました。移動中のバスでは、高校生たちが英語と日本語でガイドをしてくれました。強い日差しの中、潮風を感じながら海辺で水切りをし、笑い声が絶えない時間でした。
午後のセッションでは、「New Self with Geopark」をテーマに、自分たちのこれまでのジオパーク活動と関わりを振り返りつつ、他の参加者の話にも耳を傾けながら、「どのような“ジオーカルプレイヤー”になりたいか」を話し合いました。高校生たちはそれぞれ英語で準備した発表を行い、緊張しながらも堂々と自分の考えを伝えていました。このように、真剣に自分の言葉で未来を描いていこうとする姿が強く印象に残りました。

高校生ガイドがジオパークの特徴について説明してくれている様子
3日目:ジオ防災デー
この日は「防災デー」、津波避難シェルターや津波タワーを訪問しました。実際の施設を見学しながら、防災や地域の取り組みを学びました。その後、室戸高等学校に移動し「より強く、柔軟なコミュニティをつくるために自分の地域で自分たちにできること」をテーマにディスカッションを行いました。ここでも高校生たちは英語で発表を行い、準備してきた成果を十分に発揮していました。発表のたびに、聞く側も発表する側も互いに刺激を受け、真剣さの中にも温かな空気が流れていました。

防災訓練の様子

室戸高等学校でのディスカッションの様子
最終日:未来へのアクションを共有
最終日には、4日間の学びをもとに参加者一人一人が「ジオドリーム」を発表しました。どの発表もエネルギーに満ちており、参加者全員の目が輝いていました。フォーラムを通して得た気づきやつながりを、これからの行動につなげていこうとする前向きな思いを感じ、会場全体が温かい感動に包まれていました。

ジオドリーム発表の様子
参加を通して感じたこと
最初はお互いに緊張していた参加者たちも、日を追うごとに自然に笑顔が増え、国境や地域、言語を超えたつながりが生まれていきました。最終日のバスで行った振り返りでは、
「ジオパークに興味を持った」「英語を話すことに自信がついた」「高校生のパワーを感じた」「室戸高校生のパッションに刺激を受けた」「自分も変わりたいと思えた」など率直な言葉が次々と飛び出しました。
このように多くの気づきと感動が生まれた背景には、室戸高校生たちの明るさとホスピタリティ、そして地域の皆さんの温かい支えがあったからだと感じています。生徒たちを陰で支え、地域全体で若者を応援する室戸のチームワークには、心からの敬意と感謝の思いを抱きました。
おわりに
4日間という短い期間でしたが、室戸で過ごした時間は、一人一人の心に確かな変化をもたらしたように思います。自然や地域、人、そして地球とのつながりを感じながら学び、考える中で、新しい視点やエネルギーを得たフォーラムでした。
このフォーラムで出会った方々や自分自身感じた思い、学んだことを大切にしながら、これからも地域や地球の未来について考え、行動していきたいと思います。室戸で出会った仲間たちのように、自分の身近なところから少しずつポジティブな変化を起こしていける人でありたいです。
室戸で出会った皆さん、本当にありがとうございました。
DATA
| イベント名 | ジオパーク国際ユースフォーラム2025 in 室戸 |
|---|---|
| 日時 | 2025年8月4日(月)〜8月7日(木) |
| 場所 | 室戸市 |
| 執筆 | 次世代ユネスコ国内委員会委員(2025年11月現在) 大原瑞萌 |