国際ジオダイバーシティデー(International Geodiversity Day)はジオダイバーシティデーを推進するため、2021年11月22日にユネスコ総会にて制定されました。ジオダイバーシティとは鉱物や化石から土壌や壮大な景観にいたるまで、生きものではないすべての自然を意味し、私たちの身の回りを取り囲んでいます。

ジオダイバーシティが私たちの生活に密接にかかわっているにもかかわらず、ほとんどの人々は私たちの社会がどれほどジオダイバーシティに依存しているかに気づいていません。私たちは十分な情報に基づいた政策の選択をし、より持続可能な社会を育むために、地球ダイナミクスに対する理解をより深めなければいけないのです。ユネスコ総会は今日人類が直面している主要な課題の解決に関する地球科学の重要性を認識し、10月6日を国際ジオダイバーシティデー(International Geodiversity Day)と定めました。

ジオダイバーシティとは?
ジオダイバーシティあるいは地質多様性は、地球の表面及び内側の両方における、生物ではない自然の部分を指し、地球の鉱物、岩石、化石、土壌、堆積物、地形、そして川や湖などの水文学的な特徴を意味します。また、「ジオダイバーシティ」という用語には、これらの特徴をつくり出したり変化させたりするプロセスも含まれます。ジオダイバーシティのたぐいまれな実例は、世界各国のユネスコ世界ジオパークで保護・管理されています。

ユネスコのジオダイバーシティに関する取り組み
国際地質科学ジオパーク計画
ユネスコ世界ジオパーク
国際地質科学計画

ユネスコスクールの国際指針では、年に2回以上国際デーを記念することが加盟継続の条件とされています。「国際平和デー」を取り上げ、本テーマでSDGs達成に向けた取組をしてみませんか?